東京都に「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会施設の後利用について」要望書を提出いたしました。

本日、江東区議会オリンピック・パラリンピック推進特別委員会の委員長として、東京都オリンピック・パラリンピック準備局の荒井俊之技監に「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会施設の後利用について」要望書を手交いたしました。

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要望書の内容は、
(1)「有明アーバンスポーツパーク(仮称)」の整備にあたっては、アーバンスポーツを気軽に楽しめる運営方法や料金設定とし、特に東京2020大会から正式種目となったスケートボード会場については、今大会で使用した競技施設を活用し持続的なレガシー施設として整備すること。
(2)今後、海の森公園を整備するとともに交通アクセスの強化を図ること。また、水上競技場については、水上スポーツ体験や誰でも参加できるカヌー大会の実施など一般区民も広く利用しやすい施設運営を行うこと。
(3)東京辰巳国際水泳場の整備については、アイスリンク施設としての具体的な施設概要や今後の整備スケジュールを早期に示すこと。また、新しいアイスリンクは、東京アクアティクスセンター、夢の島公園アーチェリー場、夢の島競技場等などの隣接する施設と連携した多様なスポーツに親しめる場として整備すること。
(4)東京都が東京2020大会のレガシーとして示した「臨海スポーツゾーン」の形成に際しましては、本区臨海部が一体となり、面的に広がりのあるレガシーを形成するとともに、大会施設の後利用について、今後具体的に検討や整備を進めるにあたっては、地元住民・企業等の意見に十分配慮し、区と協議を行うこと。

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多くの競技会場を抱える大会の主要な開催地であった江東区は、今回、競技会場として整備された施設がレガシーとして活用され、「スポーツと人情が熱いまち 江東区」がさらに発展を遂げられるよう、大会施設の後利用について要望してまいりました。