米ファイザー社製新型コロナウイルスワクチンの冷蔵保存期間が・・・。

米製薬大手ファイザーと独バイオ企業のビオンテックが開発した新型コロナウイルスワクチンの保存期間は、強力冷凍庫(零下75度前後)で2か月、零下20度前後の冷凍庫で2週間までの保存が認められています。
その後、解凍して使用するのですが・・・
これまでは、一度解凍して2度~8度の冷蔵庫で保存する場合、未開封の状態で5日間とされていました。
米食品医薬品局(FDA)は5月19日、このワクチンの冷蔵庫での保存期間について、ファイザーから提出された解凍されたワクチンを冷蔵庫で1か月保存しても性能が安定していることを示す新たなデータに基づき、これまでの規定を変更し冷蔵庫での保存期間をこれまでの5日間から最大1か月間に延長することを許可すると発表しました。
保存期間が延長された結果、より小規模な地域の医療機関などでも保存がしやすくなることによって接種が可能になると期待されています。
このワクチンについては、すでに欧州医薬品庁(EMA)も5月17日、冷蔵保存できる期間を5日から31日に変更しています。
日本は、まだ保存期間の延長について示されていませんが・・・
江東区でも、いよいよ身近な医療機関での個別接種の予約が5月24日(月)から始まります。
解凍してからの保存期間が1か月になれば、各医療機関もワクチンの取り扱いが簡単になって、接種人数を増やせるのではないかと思います。