農福連携で運営している平飼い卵の養鶏場「ハコニワ・ファーム」の視察に行ってきました。

2018年6月に設立された栃木県真岡市にあるハコニワ・ファームは、障害を持つ方たちが就労力を高めるために通う就労継続支援A型事業所「わらくや」と連携し、彼らの力を借りながら事業が運営されています。

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f:id:kayoko2525:20211203225234j:plain養鶏場の現場業務の86.6%を障害を持つ方が担当し、知的・精神・発達に障害を持つメンバーが中心となって「優しさ」という個性を生かして愛情たっぷり鶏のお世話をしてくれているとの事でした。
また、集卵、卵の固さや重さの選別、洗卵といった単純な繰り返し作業は彼らの得意とするところです。
生まれて初めての体験・・・ニワトリの捕獲❓

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f:id:kayoko2525:20211203225425j:plain産みたての卵は温かい・・・。

f:id:kayoko2525:20211203225343j:plain障がい者の経済的自立を目標のひとつとして掲げていた事業者の「障がい者とともに一流のものを作ってみせる!」という熱い思いと高級卵の研究開発によって、誕生したのが1個300円の最高級ブランド卵「箱庭たまご茜」です。
ニワトリたちが自由に動きまわれる「平飼い」は、ニワトリにとっても快適な環境でストレスなく産むことが出来るのかもしれませんね。
「最高級品質で圧倒的な卵を作って販売し、事業利益を出し、働くメンバーに適正以上のお給料をお支払いしたい」という思いや取り組みを視察させていただき、とても勉強になりました。
江東区障がい者就労支援施策に活かしていきたいと思っています。
こちらは↓究極の卵かけご飯。濃厚な卵の味が忘れられない・・・。
とっても美味しかったです。「ごちそうさまでした」

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